2010年3月13日午後8時30分出航の便で初めて、福岡沖の島へ行ってきました。
まず、沖の島の瀬渡しのシステムについて説明したいと思います。
これが、一般の瀬渡しとは違います。
沖の島へは3艘の瀬渡し船があります。今回は利用したアクアシャインを利用しましたが、たぶん他の船も一緒だと思いますが。
アクアシャインを利用する場合、予約は福津市の釣具店「つり天狗ヤナイ」へ電話をします。
当日、出航前に「つり天狗ヤナイ」へ行き出船簿へ名前、住所、電話番号を記入し、瀬渡し料金を払います。
瀬渡し料金は前払いです。今まで前金で支払ったのは長崎畝刈港から男女群島へ出船した「ひりゅう」以来です。
餌を注文すれば、港まで運んでくれます。
アクアシャインの出港港は津屋崎港の福岡県立水産高校前になります。

出船前に、船の乗船名簿に釣具店で書いたとおりに、また記入します。
沖の島間まではおよそ1時間半。まず、最初に小屋島から瀬付けが始まります。一般的に、青物は小屋島、クロは本島周りみたいです。なにぶん初めてなので詳しいことはわかりません。
コッパグロとミヤちゃんはヒラス狙いのため、小屋島の西のハナレへの上磯となりました。また少し海が荒れていたため、他に北九州から来ていた、K君、N君の2人も一緒です。
コッパグロが夜釣りの仕掛けを作っている間に、ミヤちゃんは炭をおこし、焼き肉の準備をしていました。ミヤちゃんは「営業」で培われた、誰とでもすぐ知り合いになる特技をいかし、K君、N君を交えた食事となりました。
磯で食べる焼き肉は美味いですね。
満腹になったところで、ミヤちゃんは夜釣りはしないということなのですぐに睡眠タイム。ということで、3人で夜釣り開始。しかし、3人とも全く当たりなし。コッパグロは1時間で釣るのを止め、こちらも睡眠タイム。
2時間ほど寝てから起きると、K君がちょうどお湯を沸かしていて、「コーヒーでも飲みませんか」と、うれしいお誘い。熱いコーヒーを啜りながらしばし団欒。

夜が明ける前に仕掛けをヒラス釣り用に変更。
しばらくして、ミヤちゃんに当たり。500gのマダイ。
その後、誰にもアタリなし。釣り場を変えても餌が付いてくる最悪の状態。
9時頃、Kくんにアタリ。竿が大きくしなる。あがってきたのは70cmオーバーのマダイ。コッパグロがタモ入れを手伝うが、タモの柄がしなってあげるのに一苦労。Kくん、今後ヒラス釣りを続けるのならタモの柄は丈夫なものを購入してね。

その後、またまた誰の竿にもアタリなし。ラス釣りからクロ釣りの仕掛けに変更し、マキエを足下にバンバンまいて瀬際を流すが魚の気配がなく餌は付いたまま。12時前にギブアップ。

今回は前日までずーっと海が荒れて、久々の出航。おまけに2日前は雪。3月は1年中で一番水温が低い時期と重なっていたため、かなり水温が低かったのではと思われます。港に着いて、20人ほどのクーラーを片付けましたが、殆どが釣れていないようでした。ヒラスは1本のみ。厳しい結果でした。


沖の島 小屋島 西のハナレから見た風景

右の写真が沖の島本島です。
玄界灘の真っ只中に浮かぶ周囲4キロの孤島で、宗像大社の神領で、沖津宮が鎮座しています。
島全体が御神体とされ、今でも女人禁制の伝統を守っています。また、男性でも毎年5月27日外の上陸は基本的に許されず、その数も200人程度に制限されています。
宗像大社沖津宮があり、宗像三女神の市杵島姫命がまつられています。無人島ですが、現在は沖津宮の神官が交代で常時滞在されています。

                  (ウィキペディアより抜粋)



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