知ってトクするちょっとした話
初めての渡船で釣行する時って、とっても不安ですね。特に週末ならばなおさらだと思います。
渡船のシステムがよく判らずに一番最後にしょうもない磯に上礁し、結局ボーズなんてことよくありますね。
どうしてもそこの常連が有利なのも事実です。
雑誌や釣具店などの情報でポイントを船長にお願いしても、初めてではとうていかなわないことです。
しかし、そんなときほどその渡船、船長の人柄が判ります。
釣りを始めたばかりの頃の話です。
平戸の渡船ですが、5月のゴールデンウィークのまっただ中にチヌ釣りに行きましたが、もちろん初めての渡船です。多くの釣り人とともに港を出て、釣場へと向かいました。最初のポイントではまったく釣れませんでした。朝早く船が見回りにきて、瀬替わりを進めました。その時、その船長が「いい釣場がないか探してきたがどこもいっぱいで、すみませんがここでいいでしょうか?」
と隣りの磯へ渡してくれました。
その磯は、後で雑誌等を見るとチヌの好ポイントで、3匹釣ることができました。船長にしてみれば隣りの磯にあげるのは抵抗があったのではないかと思われます。
逆にいやな思い出もあります。
初めて男女群島に行ったときの話です。
その渡船は最初の予約では客はそれほど多く無いとのことでしたが、いざ船に乗ろうとすると船は満杯!これは前日A渡船の船が火災により燃えてその客が流れてきたためです。ようするにほとんどの客がその渡船を利用するのは初めてではないかと思います。
男女群島の男島に着いて最初の磯、たぶんある程度利用したことがある人でしょうすぐに上礁。
話はこれからです。次の瀬着けした時、誰もあがろうとしませんでした。と言うよりはその船のシステムがよく判らずに、タイミングを逃したのが実態です。
その時の船長の言葉、
「誰もあがらんとか!どこにあがるとか!女島にはいかん(行かない)ぞ!!」
この言葉を聞いて、この船は2度と利用しないと思いました。その後のことも言うまでもありません。最低でした。

と言うことでニューレインボーの話です。
最初、待合所で名前を書きます。全員分を書いてください。
待合所にはお茶、お菓子、酒などがありますからまずはそこでゆっくりと。
しばらくすると、ポーターがメモをもって名前と釣りの種類を訊ねます。天候があまりよくないときの出船では携帯の番号を聞いてきますので、携帯は忘れずに!
五島のどこに行くかは船長が状況により判断します。次にポイントですが、これは基本的には予約順です。コッパグロも例外ではありません。
釣場に到着すると、ポーターが名前を呼びます。それまでは焦らずに、呼ばれたらすぐに出られるように準備をしておいてください。
磯にあがると初めての人には特に丁寧にそこのポイントの説明をしますのでよく聞いてください。
瀬替わりは状況にもよりますが可能です。何度か見回りにきますのでその時に告げてください。
納竿時間もその時に言ってきます。

ニューレインボーと言えば「ヒラマサ」釣り
と言われるようにヒラマサシーズン(10月〜12月)になれば平日も釣り人で賑わいます。
何度かニューレインボーを利用した人と一緒に行くのであればいいのですが、全員が初めての場合は、その雰囲気に圧倒されると思います。釣り人のほとんどが常連です。待合所にいるとすぐに判ります。
システムはこの時期も基本的には変わりません。安心して釣行できます。雰囲気に飲まれないように!


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